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(地図上のお城[手形]をクリックすると詳細写真が見られます。緑の四角は古城赤丸は街
小窓の戻りは×でどうぞ、航路(リューデスハイム)から上に、クルーズ
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[ライン河]
全長1,320キロメートル(日本最長の信濃川の約3.6倍)の大河です.
ライン河の両岸には数多くの古城が並び、ライン 河クルーズのハイライトとなっています。
やがて船内にはローレライの曲が流れ、目の前に大きな岩山が迫ってきます。ローレライの岩です。しかし、雨が降っていました。

[プファルツ城]
さらに河をさかのぼると、中州にみごとな城館が現れます。
14世紀にバイエルン王ルードリッヒが、河の運行に通行税を取り立てるために造った、プファルツ城です。
(カウプ近くのライン中州に建つ旧税関)

♪[ローレライ]♪
1909(M.42)年、『女声唱歌』に発表されました。ドイツのライン川中流によく船の沈む場所があり、
それは「高い岩の上で魔女ローレライが歌う歌声に、船乗りが魂を魅了されて岩にぶつかるから」
という伝説があります。この伝説を題材にしたハイネの詩に付けられた曲の一つです。

[作詞] H. Heinrich
[訳詞] 近藤 朔風
  
(1) なじかは知らねど 心わびて
  昔の伝説(ツタエ)は そぞろ身に染む
  わびしく暮れ行く ラインの流れ〜
  入り日に 山々赤く映ゆる。

(2) 美(ウル)わし 乙女(オトメ)の巌(イワオ)に立ちて
  黄金(コガネ)の櫛(クシ)とり 髪の乱れを
  ときつつ口ずさむ 歌の声の
  くすしき魔力(チカラ)に 魂(タマ)も迷う

 ローレライ伝説は日本でも有名です. ローレライが歌を歌って、船を迷わせて沈めてしまうというものですが、
ここを通る船の事故があまりにも多いために生まれた伝説です. 
しかし、実際にここを通ってみても、流れはずいぶん穏やかで、昔、ここが難所だったというのが信じられないくらいです. 

このローレライの近くには、水深が浅いのか、ボコボコと岩の突き出ているところがあり、
その岩には『7人の若い娘』という名前がつけられています. 
おそらく、そこで岩にぶつかった船は、船底に穴でもあけて、ローレライに激突するという悲劇を生んだのでしょう. 
岩壁の少し先にはローレライをイメージした女性の銅像があります.

[ネズミ塔 ]
 中世時代に税関として建てられ、その後は舟の信号所として使われています。
この名は重税で農民や通行人を苦しめたマインツの大司教が、ここでネズミに食い殺されたという伝説に由来するそうです。